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哭声/コクソン - タコ太(ぺいぺい)さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 哭声/コクソン
レビュワー タコ太(ぺいぺい)さん
点数 4点
投稿日時 2023-09-29 23:23:28
変更日時 2023-09-29 23:26:56
レビュー内容
良く言えば難解、悪く言えば捏ね繰り回してブレ過ぎな作品。どう見ても矛盾していると思える状況を堂々と前面に押し出して来るのだから、観ている方は絞り切れずに混乱するばかりです。

おそらくは、國村隼演ずるところの謎の日本人は元々は村に憑りつく悪霊を払うべくしてやって来た祈祷師。しかし、同時に悪霊からもその姿を利用されており、やがて死して完全に悪霊(悪魔)に乗っ取られてしまう。

また、祈祷師イルグァンは迷いつつも悪霊の手先となっていて、善なる人格も見え隠れしていて一見すると親身になってジョング一家を救おうとしているようでいるものの、娘のヒョジンへの呪いには一役買っている。

そして、白い服の女ムミョンは一部の事件の目撃者を装いながらも強力な力を持つ霊能者、あるいは天使で、一度はジョングに誤解されながらも村の守護者として悪霊(悪魔)と対峙する。

そんな風に思われるのですが、随所に予想を裏切る言動や行動が出現し、上記の解釈が幾度となく揺るがされ続けてしまいます。一体テーマは何なのか?人の心に巣食う闇なのか、それとも人の心を照らす光なのか?事の真相は悪魔系なのか心霊系なのか?そもそも一貫したテーマはないのか?

主人公の頼りない警察官ジョングが序盤から中盤にかけてまではコミカルに描かれていて、韓流作品お約束のコミカルなカットや台詞が盛り込まれているところは、個人的には馴染めない、と言うか正直なところ嫌いなところです。否、そもそも作品通じてジョングには全く感情移入出来ませんでした。

全体的な雰囲気や色調は如何にも韓国映画という感じで馴染みやすいものの、冒頭書いたように捏ね繰り回し感があり続け、人物描写の矛盾も後押しする中では、真面目に考察しても仕方ないのかも知れないとさえ思えてしまい、5点献上に留めたいと思います。

けれども、仮令実行していないにしても、犬や鶏、羊の殺戮シーンは好まないため-1点の4点を献上します。
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投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-06オールドピープル44.00点
2024-06-05ピカレスカ ~Novela Picaresca~88.00点
2024-06-02鬼談百景76.11点
2024-06-01三茶のポルターガイスト44.50点
2024-06-01キラードール66.00点
2024-05-27トビラ 魔の入り口55.00点
2024-05-27STAND BY ME ドラえもん55.20点
2024-05-27コカイン・ベア65.50点
2024-05-2777.00点
2024-05-24暮らしの残像55.00点
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