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タイトル名 |
アビゲイル |
レビュワー |
タコ太(ぺいぺい)さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2025-04-22 10:27:37 |
変更日時 |
2025-04-22 10:27:37 |
レビュー内容 |
吸血鬼映画と言うと年代的には長いこと「吸血鬼=ドラキュラ=クリストファー・リー」でした。その後、明確に転換点がある訳ではありませんが徐々に吸血鬼映画はヴァンパイア映画に遷移していき(あくまでも個人的なイメージです)、2000年代に入って「トワイライト」等に代表されるファッショナブルなラブストーリーへと変わって行った、みたいな(あくまでも個人的な)印象を持ってます。
そんな訳で、本作は予告編やら公式のあらすじで吸血鬼映画と言うよりバイオレンスホラーを予感して鑑賞しました。シチュエーションとしては少し前に観た航空機内を舞台にしたアレと殆ど同じですね。閉鎖空間に悪党が籠ってみたらまさかの難敵登場!みたいな。悪党が食い殺されていく快感的面白さは同様にあるのではないかと。
が、これをもってヴァンパイア映画としての面白さを満喫できるかと言うと何だか違和感が無きにしも非ず。何よりも美しくないです。流血頼み過ぎる。死に様に至っては爆発ですし。ハッキリ言ってキタナイ!流血の中にも美しさは意識して欲しかったところです。
なので、↑でも言いましたが、鑑賞前からイメージしていたバイオレンスホラー作品でした。そして、そう観る限りは十分とは言えないまでも楽しめました。十分じゃないというのは、例えば、何で犯行グループをわざわざこんな面倒なプロセス踏まないでも力ずくで餌食を集めりゃいいんじゃね?みたいに思えてしまう。手下をコントロール出来てないのも謎。要は、ビジュアル面とかキャスティング面での完成度に対して薄いなーと思えてしまうのです。
続編あり?TVシリーズのパイロット版?のようなエンディングですね。流れ的には、ヒロイン@誘拐犯が生き残ったのは普通にアビゲイルの感謝の念じゃないような。
などと様々考えて、高評価はどうかなぁと思える微妙な作品でした。 |
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