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タイトル名 |
糸(2010) |
レビュワー |
タコ太(ぺいぺい)さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2024-11-24 17:13:08 |
変更日時 |
2024-11-24 17:13:08 |
レビュー内容 |
あの赤い糸は一体何?通常は主に恋愛関係における「良い意味」での運命的な関係性を表わす際に登場する赤い糸。しかし、本作ではそれを辿ったヒロインに不幸がもたらされるかの如きエンディングが用意されています。
思えば、途中に登場する赤い糸で結ばれたカップルたちは、全員が必ずしも幸福な関係性にあるとは言えないでしょう。赤い糸は幸福の象徴と言う訳ではない、ということなのでしょうか?少なくともここで登場する無垢な少女には、赤い糸によって悲劇がもたらされるかのように思えます。幸福は運命によって担保されるものではないということ?
デビュー間もないアイドルの主演作であれば、通常はイメージビデオ的(主演アイドルのイメージアップを図るような)作品になりがちと思えますし、本作でも終盤までそんな感じで物語は進みます。ところが最後の最後にサプライズ?エンディングを見る限りでは軽いタッチで絶望を描いた作品のように思え、ちょっと違和感と言うか狙いすました力技という印象を覚えての4点献上です。 |
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