みんなのシネマレビュー
THE RESEMBLANCE(原題)(2022) - タコ太(ぺいぺい)さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 THE RESEMBLANCE(原題)(2022)
レビュワー タコ太(ぺいぺい)さん
点数 8点
投稿日時 2024-12-23 10:38:35
変更日時 2024-12-23 10:40:24
レビュー内容
故人そっくりな他人(俳優?)を選び出し、遺族のもとに派遣して生前の記憶に浸ってもらうことで心を癒す。何だか本当にありそうに思えないこともないビジネス(ホントにあったら相当アヤシイかも)の物語。

愛息を失った母親はやり切れない悲しみからそのプログラムを契約します。父親は母親とは少しばかり異なる感情を抱いていて、そんなプログラムは何だか胡散臭いと思っている。父親と母親の息子に対する感情が違うというのは当然だと思いますが、この家族には明確には説明されない事情もあるようですから尚更ですね。

派遣されてきた愛息似の青年を母親は自らを説得するかの如く努めて平静に受け入れます。一方父親は露骨に不信感を表します。これも流れからして当然のことだと思います。

しかし、父親と青年が二人きりになった時に青年が発した言葉は、父親にしてみればその青年が絶対に知り得ない内容。父親の頑なな感情が崩れ始めます。父親だってもう一度愛息に会いたかったに違いありません。もしかしたら、ある意味母親以上に会いたかったのかも。しかし過去の何らかの事情が彼の感情を抑制してしまっていた。

結局、あの青年は誰だったのでしょうか?愛息似の俳優の巧みな演技?事務所の徹底した情報収集?そんな訳はないですね。

もしかしたら父親の潜在的な願望が青年の登場によって溢れ出し、彼に幻を見聞きさせていたのかも知れません。しかし、どうであれ父親の感情を覆っていたものが剥がれ落ちたという事実だけは不変でしょう。

子を持つ親として大いに感動した佳作でした。
タコ太(ぺいぺい) さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-12-24カンダハル 突破せよ44.50点
2024-12-23THE RESEMBLANCE(原題)(2022)88.00点
2024-12-23A Farewell for Lilí(原題)55.00点
2024-12-23Ro & the Stardust(原題)88.00点
2024-12-23ブロックアイランド海峡66.00点
2024-12-19フライング・ジョーズ<TVM>33.66点
2024-12-19ピエロがお前を嘲笑う45.02点
2024-12-16愛してるって言っておくね97.50点
2024-12-16キラーコンドーム53.24点
2024-12-15Closing Dynasty(原題)88.00点
THE RESEMBLANCE(原題)(2022)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS