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タイトル名 |
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 |
レビュワー |
satoshiさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2005-07-04 22:19:55 |
変更日時 |
2005-07-04 22:23:43 |
レビュー内容 |
濫造されるフィギュアも買わず、怪しげな着ぐるみも着ず、イベント的に熱狂するファンを冷笑している私ではありますが、これでも27年来のSWファンであります。(28年と言うのは全米公開時からの起算なので、普通の日本人なら27年来が正確ですね)。EP1、EP2でつくづく「やめておけばよかったのに」と思ってましたが、今作はそれを覆して高く評価します。ただただ世界観の整合性を合わせることと、物語を進めることだけに集中(あとSFXに凝ることも、か)した新三部作前2作に比べて、格段に良くなっています。もちろんイマジネーション優先の惑星やエイリアン、戦闘機など鼻白む要素も多いのですが、ヘイデン・クリステンセンなど俳優人のがんばりが、暗黒面への転落への軌跡にリアリティを与えています。そしてラスト。タトウィーンに浮かぶ2つの太陽の夕日に望むラーズ夫妻という絵がEP4の名シーンと重なり、この大河ドラマの完結を納得のいくものにしてくれました。この絵がスクリーンに映し出された瞬間、鼻の奥がツンとなってしまいました。それにしても今回、ルーカスはEP1、2の反省点を十分生かした感じがします。評判の悪いジャージャーの出番が少ないのは当然ながら、あの異様なパドメの日本髪風の髪型や和装の衣装もなくなりました。「9部作の全体構想がある」と言って、製作を進めてきた割には、結構フレキシブルだよね。
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