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タイトル名 |
セッション |
レビュワー |
ユーカラさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2015-05-24 08:58:24 |
変更日時 |
2015-05-24 08:58:24 |
レビュー内容 |
奏者をコンダクトするJ・K・シモンズの顔面と手の連動ぶりは 舞踊のごとく、その静と動のメリハリは確かに視覚的快感すら催す。
その凄みとパワー故か、主人公であるマイルズ・テラー共々 クロースアップ主体のフレームサイズでバランスを取らざるを得なく なったようでもある。
様々な対話シーンも台詞やショットの間合いを極力詰めてリズムと テンポを作っているが、顔面アップ中心となるのはやはり気に掛かる。
ラストの檜舞台もそれが復讐の場ならば尚の事、晒し者にされる主人公と 聴衆達とのスケール比較をフレーミングで際立たせる等のひと工夫が欲しい。
主人公の憧れの場がこじんまりとしていては、彼の屈辱感が伝わらない。 |
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