みんなのシネマレビュー
オデッセイ(2015) - ユーカラさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 オデッセイ(2015)
レビュワー ユーカラさん
点数 8点
投稿日時 2016-02-12 21:46:57
変更日時 2016-02-14 06:13:47
レビュー内容
この類の作品ならば普通なら主人公の追悼セレモニーのシーンなどで悲嘆にくれる家族の姿が登場するものなのだが、それが一切無いので、おや?と思う。
これはラストまで徹底していて、マット・デイモンの家族は台詞の中では語られても、それとわかる形では登場しない。
この省略は英断だろう。彼はあくまで一個のプロフェッショナルとして存在している。

火星への転進を決定した宇宙船のクルーが、家族と交信する中で帰還の延期を伝えると、彼の妻は画面の向こうで即座に理解を示し、
スクリーン上で互いに手を合わせる。
往年のトニー・スコットを思わせる、スクリーンを通してのさりげなくもエモーショナルな交感シーンに打たれる。

陽性の挿入曲に彩られながら、録画画面の中のマット・デイモンは軽妙に語り、
その一方で、終盤に控えめに登場する彼の痣だらけで痩せた裸身の後ろ姿のビジュアルは彼の艱難辛苦を雄弁に語る。
「危機感がない」からの冗談や軽口なのではない。絶望的状況だからこその精一杯のジョークなのだ。
こういった語りのバランスに唸る。
ユーカラ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-02-14キリエのうた26.20点
2018-03-11坂道のアポロン56.00点
2018-02-28シムソンズ77.41点
2018-02-28空海 KU-KAI 美しき王妃の謎54.85点
2018-02-25リバーズ・エッジ55.33点
2018-02-24キングスマン: ゴールデン・サークル76.35点
2018-02-18グレイテスト・ショーマン97.32点
2018-02-18羊の木75.90点
2018-02-18マンハント(2017)54.70点
2018-02-07不能犯54.36点
オデッセイ(2015)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS