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タイトル名 |
スイス・アーミー・マン |
レビュワー |
ユーカラさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2017-10-24 21:29:39 |
変更日時 |
2017-10-24 21:41:50 |
レビュー内容 |
ほぼ無人のロケーションで、尚且つ死体が相手であるから、俳優の動きとショットによって語る余地が大きいのが アドバンテージのはずだが、これがキートンや宮崎駿ならあの水上滑走シーンをどれほど 面白おかしくアクションとして演出出来ただろうかと残念に思う。
アイデアの面白さではあっても、映画的なアクションの面白さとは云い難い。
サバイバルのための多機能ツールをもじった題材なら、歯でも腕でももっと死体を即物的に多彩に使いこなさないと。 水上バイクや給水機やコンパスだけの機能ではまったく物足りない。 後半ファンタジーに振って、観念論議までもっていくのなら尚のこと、前半は身体を道具として用いたギャグでもっと笑わせて欲しい。
そういう意味で、不謹慎さがまるで不足である。 |
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