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タイトル名 |
肉弾(1968) |
レビュワー |
ユーカラさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2015-11-15 23:56:18 |
変更日時 |
2015-11-16 00:06:53 |
レビュー内容 |
いわゆる一千万映画だが、原爆や空襲被害の描写は、音響処理やスチルやカッティングを効果的に使って不利を感じさせない。
逆に土砂降りの雨降らしや女郎街のセット、広大な砂丘のロケーションなど、あくまで映画的手段を以てスケールアップを図らんとする。
雨に海に小水と、水に満ちた映画でありながら、同時に灼熱の砂丘の乾きも強く感覚に訴えてくる。
「日本のいちばん長い日」を以て終戦なのではない。痛烈なカウンターである。 |
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