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タイトル名 |
男たちの大和 YAMATO |
レビュワー |
執事さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-01-02 14:14:33 |
変更日時 |
2006-01-02 14:14:33 |
レビュー内容 |
戦艦「大和」撃沈までの過程を通して、戦争の悲惨さ、理不尽さを訴える作品。 少年兵や下士官の視点を中心に描かれており、より身近に戦争を感じることができます。 主眼を大和に絞っているため、大局を理解するには劇中でのナレーションだけでは不十分でしょうが、日本人であれば特に問題はないでしょう。 十代の少年までもが、国のため、家族のためにと、覚悟の意味もよく分からないままに覚悟を決めて、戦場へと向かう姿は、観客の涙を誘います。
戦闘シーン、大和の CG については、ほとんどが箱庭的シチュエーションであることもあって、それほど不自然さもなく、なかなかいいです。
感動作にありがちな、過剰なお涙頂戴演出も無くはないですが、そこにさえ眼をつぶれば、ストーリーが自然に心に染み入る佳作と言えると思います。 映画としては珍しく、上映後に拍手が起こっていたのが印象的でした。
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