|
タイトル名 |
合衆国最後の日 |
レビュワー |
Tolbieさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2014-02-27 17:32:36 |
変更日時 |
2014-02-27 17:32:36 |
レビュー内容 |
核戦争を避けるために、制限戦を戦う。いつでもボタンを押せる事を示すために、大量の死者を出し続ける。サイロジャックした元将校が公表を要求し、大統領もそれについてひどく怒っている。 が、よく考えると核ミサイルを持ち合っている国同士(代理だとしても)の戦争が、通常線にならざるを得ないのは当然で、むしろ倫理的・合理的と言えるかもしれない。 これに対して「不道徳」などと言った大統領には、何の話をしているのか?と思わざるを得ない。
この政治家らしからぬ正義感を持った大統領の志が、「薄明かりの中の煌めき」だったのかもしれぬ。だが、その意思を託された者は、最後に頷いていない。悲しい結末の物語である。
それとは別に、サイロジャックをする過程や、安全装置と外部システムからの切り離しなどの描写はちょっとスリリングで、発射しそうになるミサイルなどと共に手に汗握らされる。映画としては面白いと思う。 |
|
Tolbie さんの 最近のクチコミ・感想
合衆国最後の日のレビュー一覧を見る
|