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タイトル名 |
塔の上のラプンツェル |
レビュワー |
Tolbieさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2011-08-19 20:10:11 |
変更日時 |
2012-10-28 02:30:32 |
レビュー内容 |
3D表現でよくここまで表情を描けるものだと感心した。本当に役者が要らない時代がやってくるのかも知れない。体全体の動きのリアルさは、白雪姫のロトスコープの動きを、初めて観た時のことを思い出させた。背景画も旨い。陽の光のコントラストや柔らかさなどの表現が見事、と思ったシーンがいくつもあった。 わずかに気になったのは、ラプンツェルが自身の出自を知るところを、神秘性をそのまま失わずに、もうちょっと説得力ある形で、見せて欲しいのと、王様女王様と再開する所で、ティアラか何かの証が無くていいのか?という所。無くても親子なら分かり合う、というのならそれなりに描写がほしい。 あ、あとミュージカルに関しては、残念ながら楽曲的に、私には合いませんでした。特に湖の上の二人のデュエットはもうちょっと、シンプルで歌いやすいメロディのほうがいい。でも魔法の発動が歌による、というのはいいと思う。 ついつい文句を言ってしまうタチだが、総合的にはかなり良いアニメーションだった。劇場で3Dで観なかったことが悔やまれる作品だ。 |
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