|
タイトル名 |
喜びも悲しみも幾歳月 |
レビュワー |
Tolbieさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2012-08-04 04:53:30 |
変更日時 |
2012-08-04 04:53:30 |
レビュー内容 |
見合いをして、結婚して三日目に、すぐさま灯台守の仕事に就いた夫婦が、世の中の事情と厳しい自然環境に、揉まれ苦しめられながらも生きてゆく、灯台守の夫婦の一代記。 灯台の光を集中させるフレネルレンズの、ギラリとした質感が何故だかすごいと感じた。日本初のカラー映画を撮った人にしては、6年ぶりのカラー2作目なのは意外だったが、この複雑な光の屈折を見せるレンズの描写は、灯台の光がある意味、主人公を象徴している事を考えると、実に見事だ。 最後に、娘の結婚旅行の船に光と霧笛を送るシーンは、ジンと来る。
|
|
Tolbie さんの 最近のクチコミ・感想
喜びも悲しみも幾歳月のレビュー一覧を見る
|