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タイトル名 |
ディボース・ショウ |
レビュワー |
ホーラン℃さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2005-07-25 00:12:05 |
変更日時 |
2005-07-25 06:57:40 |
レビュー内容 |
今回コーエン監督の作品でサスペンス以外のものを観るのは初。まあブラッド・シンプル・ファーゴと観て、当然期待は大きかった訳だが。3日前にみたばかりで、あまり記憶にないというのも・・。 基本的にこの話は何かがおかしいと思う。弁護士のクルーニーが、結婚詐欺師のゼタ・ジョーンズと会って法廷でいろいろやりあったりしていく内に徐々に惚れていくという話だった気がするが、どうにもこうにも最後のオチまでに何故そうなるのかよく共感できない。どの会話でどう心情が動いていて、どの行動でどう感じているのかイマイチ謎なのだ。これは脚本がミスなのか演出が下手なのかよく分からないけど、問題は監督は明らかにこの手のジャンルには向いていない事だ(向いてないというかこのラブストーリーというジャンルに関して、よく知らないのかもしれない)。 だから観ているこちらも熱くなる場面や共感できる場面を探しながら終始キョトンとした面持ちで観てしまう。一方、笑いどころはというと、そんなに無い訳ではない。いつも歯の状態を気にしているマイルズや、頭のおかしい事務所の社長は、多少笑って観ていられた気もする。どこか気の抜けた世界観も悪くなかったけど、やはりどこか大事なとこが欠けている様な気がしてならない。まあ、もっと軽い気持ちで、ノリを楽しめってこともあるのかな。それでも、これでは次の作品を見ようとは思わないなぁ・・。 |
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