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タイトル名 |
フライド・グリーン・トマト |
レビュワー |
lady wolfさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2010-09-10 10:30:37 |
変更日時 |
2010-09-10 10:30:37 |
レビュー内容 |
中心となるイジーとルースの物語に対し、語り部ニニーの関係が今ひとつ曖昧なまま話が進行するので、「ああこれは要するに…」と観ている方はオチを察するものの、ラストの種明かしが何だか微妙な演出だったのでつい考えてこんでしまい、感動しそびれてしまった。蜂蜜に添えられたメモの筆跡が妙に若い、とか。病室の壁一面に貼られた写真と薔薇の切り抜きをエブリンが発見するシーンも、薔薇のガーリーなイメージがボーイッシュなイジーからかけ離れていたので、ニニーが当事者という感じがせず、あくまでも二人の関係に憧れる女子校的三角関係だったのか?などといらぬ深読みをしてしまった。素敵だったのは、人種差別が盛んな頃の南部にありながら、白人と黒人とが心の底ではお互いを信頼し尊重し合って暮らしている小さな町がありました、という心温まるおとぎ話が描かれていたこと。 |
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