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タイトル名 |
キングダム・オブ・ヘブン |
レビュワー |
どんぶり侍・剣道5級さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-01-09 18:23:46 |
変更日時 |
2006-01-09 18:24:04 |
レビュー内容 |
十字軍は元々、義勇軍から始まったのですが、権力闘争の果てに崩壊していくわけですね。バリアンがラスト、元の仕事に戻るというのが、歴史の表舞台から消えた英雄としてカッコ良くみえました。聖地エルサレムの価値について、尋ねられたサラディンの答え「何もない。だが全てだ」、その一言にイスラム圏の以後1000年に渡る紛争の歴史の原点がありました。戦闘シーンはド迫力。特に王都に進入するサラディンの軍勢の火の玉は、とっても熱そうでした。さすがリドリー・スコットだとは思います。いくら名将の息子とはいえ、人々が簡単に元鍛冶屋の青年を崇め奉るのはちょっと理解しにくいのですが、歴史スペクタクルロマンとしてはなかなかの出来栄えでした。へっぽこオーランドのアイドル映画かと思ってましたが、観て良かったです。 |
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