|
タイトル名 |
スモーク(1995) |
レビュワー |
どんぶり侍・剣道5級さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2005-12-29 21:53:21 |
変更日時 |
2005-12-29 21:56:35 |
レビュー内容 |
この映画、『大脱走』の壁キャッチボールと良く似てる。タバコを吸ってることに変わりはないんだけど、ケムリを吸うタイミング、吐くタイミング、灰皿にトントンと灰を落とすタイミング、タバコのシーンが全部ちがって見える。唸らされたのは、5000ドルの損害をラシードに問い詰めるときのオーギーの吸い方。気まずいよー(焦)。(さて、このバカをどうしたもんか)というオーギーの口からどんな言葉が出るのかドキドキしてしまう。一方、小説家がラシードに楽しそうに話すときの吸い方は、広がるケムリのように話を膨らませる効果がある(ように見える)。数々のエピソードは、けっこう、ずーんと重い話ばっかりなんだけど、役者の表情だけでも演じることは不可能ではないはず。さらにトドメの一撃で、タバコをスパスパ(`Д´)y─┛~~ 、またはフゥー…(´ー`)y─┛~~ てな感じで吸ってる。タバコって、不安になったり、ストレスを感じた時に吸うと落ち着くんですよね。このシーンは不安なのか、昔を懐古しているのか、後悔の念で一杯なのか、登場人物たち(オーギーの娘?とか)の表情だけでは計り知れない部分を、”しぐさ”で思いのたけを演出する意図があるな、という印象を持ちました。実は僕自身はタバコを吸いません。以上の解釈で間違ってたら、すいません。いや、今のすいませんは吸いませんではありません。すいません。 |
|
どんぶり侍・剣道5級 さんの 最近のクチコミ・感想
スモーク(1995)のレビュー一覧を見る
|