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タイトル名 |
からっ風野郎 |
レビュワー |
青観さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2008-09-30 21:31:51 |
変更日時 |
2008-09-30 21:31:51 |
レビュー内容 |
三島由紀夫の演技しているところってそういや、初めて見たような気がする。脇を固める人達の上手さがあるだけに余計、下手くそに見えて仕方がない。ヤクザ映画の増村作品、主演に三島由紀夫、どうにもしっくりこない。若尾文子に対する三島由紀夫、その反対の立場から見た若尾文子、話のテンポはこの監督らしい演出力によって補っていて楽しめることは楽しめるが、増村映画としては特にこれといって凄いものを感じない。若尾文子を騙そうと薬を飲まそうとするも、反対に騙される三島由紀夫、男と女の騙しあい、駆け引きにしてもちょっと弱い。それにしても三島由紀夫の上半身、裸の場面などは全くもって必要性が感じられない。ラストのあのエスカレーターの場面、ここがこの映画では一番の見所かなあ?いずれにせよ、増村映画としては、普通の出来です。 |
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