|
タイトル名 |
網走番外地 望郷篇 |
レビュワー |
青観さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2010-11-24 21:46:43 |
変更日時 |
2010-11-24 21:46:43 |
レビュー内容 |
これは完全に「網走番外地」の中では別の世界、まるでマキノ映画的なノリの「昭和残侠伝」シリーズのパロディみたいな感じです。監督が監督だけにまあ、このお調子の良さ、あの変な男の口笛え「七つの子」の使い方、なんですか?任侠映画的な中に妙な人情、妙な笑い所などそれはそれで面白く見られるけれど、このシリーズ何本か見てきた感じたことは私は同じ高倉健主演なら「昭和残侠伝」シリーズの方が好きです。フランス映画の「望郷」と重なるラストシーン、色んな要素が散りばめられていて、それなりに楽しめる作品にはなってる。それにしても杉浦直樹の「七つの子」は違和感だらけです。「七つの子」を聞くと私にはどうしても「二十四の瞳」が真っ先に頭に浮かんできてしまい、複雑な気持ちにさせられてしまう。アウトローなのに妙に人情臭く、これこそが石井輝男作品なのかなあ? |
|
青観 さんの 最近のクチコミ・感想
網走番外地 望郷篇のレビュー一覧を見る
|