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タイトル名 |
雪夫人絵図 |
レビュワー |
青観さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2010-01-06 22:10:05 |
変更日時 |
2010-01-06 22:10:05 |
レビュー内容 |
木暮実千代のエロス、魔性の女にクラクラです。溝口健二監督らしい美しさ、魔性の女を演じても、けして下品にはならずに見せる。いや、魅せると言う方が正しいぐらい、とにかく美しい。木暮実千代の色気、美しさを溝口健二監督は流石、よく解っている。美しく色気たっぷりの大人の女を描かせたら本当に上手い。木暮実千代の雪が霧の立ち込める芦ノ湖の山のホテルに現れる場面と消えて行く場面は幻想的で息を飲む程美しい。あっ!女優の魅力と言えばもう一人、久我美子も雪への憧れや同性に対する愛を抱く難しい女の気持ちを上手く表現していて、これは完全に女の気持ちを描いた女のドラマとして見込み十分! |
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