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タイトル名 |
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦 |
レビュワー |
青観さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2011-04-16 21:43:40 |
変更日時 |
2011-04-16 21:49:35 |
レビュー内容 |
まず最初に言っておきたいことがある。どうせこの後、色んな所で批判的な意見が出てくること間違いないと思うけど、だからこそ敢えて声に出して言いたいし、言わせて貰う。そもそも「クレヨンしんちゃん」って何?大人向けのアニメ?いや、違うだろう!どう考えても子供向けのアニメである。だからこそ子供達がこの「クレヨンしんちゃん」という今では「ドラえもん」映画に匹敵する。いや、もしかしたら「ドラえもん」映画よりも「クレヨンしんちゃん」を支持し、楽しみにしている人が沢山、いるだろうし、大人の中にも多いと思うのである。私もそんな映画を毎度ながら楽しみにしている一人である。色々な点で不満もある。例えば春日部防衛隊の活躍がほとんど無い。出番も少ない。ひろしとみさえの活躍もいま一つである。それでもやはり下らな過ぎる笑いについつい私も乗せられて大笑いしてしまったし、素直に楽しめた。誰が見ても絶対に「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」「アッパレ!戦国大合戦」の強力な名作2本に敵う筈がない。あの二つは子供よりもむしろ大人達が感動し、このシリーズそれまで見てない人もはまったと思うのである。私がそうである。しんちゃんのもたらす行動、今回はテーマなんて無いようなものである。もう、ほとんがオナラ、オナラとオナラ一色である。はっきり言えば下品な笑い。だけどしんちゃんだから許せる笑いで大勢の子供、大人までもが釣られて笑ってる。大勢の子供に楽しんで貰いたい。喜んで貰いたいという製作者サイドの思いが伝わってきます。世の中、嫌なこと、辛いことの方が多いけど映画ぐらいは笑っていたい。私はしんちゃんを見ていると嫌なこと全て洗い流してくれる。そんなしんちゃん映画が好きでたまらない。だから毎回劇場で観る事を楽しみにしている。オナラの力が救うレモンちゃん(今作でのしんちゃんとのコンビ)と両親との絆、しんちゃんとの友情、絶対に仲間を裏切らないこと。やってることは馬鹿だけどしんちゃん映画が語っている生きる意味、映画は生きる為の大きな力になる。野原一家の決断力の強さ、絆の大切さこそ今の日本に必要だという事を笑わせながら教えてくれている。一人でも多くの方がこの映画を見て嫌なことを映画という力を持って洗い流してくれたら良いと思う。 |
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