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タイトル名 |
ピノキオ(1940) |
レビュワー |
青観さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2011-03-10 20:52:26 |
変更日時 |
2011-03-10 20:52:26 |
レビュー内容 |
人間になりたいと願う木の人形ピノキオの眼を通して大切な心を教えてくれる素晴らしさ、ピノキオが初めて自由となって動き回る中で身勝手な行動、嘘を付いたりすると罰を受けることを知る。鼻が長くなる。ピノキオを自由にしてくれた女神のような存在の妖精から教えてもらう人間社会の厳しさ、そういうことを包み隠さずに教えてくれる。アニメという実写では不可能なアニメならではの世界で生きるという意味を力強いメッセージで見せるこの映画の奥の深さに感心させられる。ピノキオの産みの親、ゼッペットのピノキオに対する愛情の深さ、温かさが身に染みて感動させられた。出てくるキャラクターの面白さもウォルト・ディズニーのアニメの凄さ、面白さであってとにかく面白い。今みたいにCGなんて無かった時代に一つ、一つの作業の難しさを丁寧に描ききっている点も素晴らしく、ピノキオの動き、表情どれをとっても素晴らしい。特に鯨から逃げるシーンの迫力と映像の美しさ、映画主題歌の「星に願いを」という意味の持つ力、願いは必ず叶う。そう信じて疑わない映像の魔力ここにあり!それにしても声優に関して吹き替えで観るとスネ夫とルパンとが一つの映画の中で聞けるなんて何て贅沢さだ!今の「ドラえもん」も好きだけど旧「ドラえもん」ファンでもあって「ルパン」ファンでもある私にはそういう楽しみを感じることも出来る映画である。 |
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