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タイトル名 |
靴をなくした天使 |
レビュワー |
青観さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-11-14 21:36:05 |
変更日時 |
2010-11-14 21:36:05 |
レビュー内容 |
なるほどね。ヒーローは誰でもなれるか!なかなか夢のある良いことを言うなあ!本当は人の命を助けて大金を獲得できたのに、それを別の男がヒーローであると世間に言われるどうしようもない惨めなというより哀れな男の哀しさを身体全体に染み込ませるダスティン・ホフマンの人間臭さ、人前に出て大雑把に取り上げられるなんて嫌だと思っているのに、大金が貰えると知った途端に自分がヒーローであると名乗り出ようという姿に人間のエゴ、金がかかれば人は変わる。それはもう一人の偽のヒーローに名乗りを上げるアンディ・ガルシアにしても金はいらないけど、ヒーローとして世間に認めて欲しいというこれも人間的欲求、本心である姿、ところが、次第に自分のしていることがマスコミ、メディアに大きく取り上げられていくうちに違う。大勢の人間を騙し続けることの辛さから自殺しようとする。それを助けるダスティン・ホフマンとのビルの上での会話、やりとり、二人して仲良く飲むコーヒー、コーヒーは眼を覚ますから(頭も冴えて良い)なるほどね。ビールだったらまずいよね。そして、ここでアンディ・ガルシアに対するダスティン・ホフマンの言う台詞「最後までヒーローでいろ」がこの映画で一番、言いたかったことではないだろうか?ところで最後まで気になって仕方ないのだが、結局は息子を映画に連れて行けなかった父親、一体、何の映画を観に連れて行くつもりでいたのかなあ?それが解らないのが負に落ちずてことで8点以上に出来ない。それでもなかなか面白く観ることが出来た。 |
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