|
タイトル名 |
ベルリン・天使の詩 |
レビュワー |
青観さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-02-02 21:55:16 |
変更日時 |
2007-02-02 21:55:16 |
レビュー内容 |
これはドイツがまだ東西、東と西とに分かれていた時代の映画で、この映画の主人公、天使であるダミエルはブランコに乗った一人の女性に恋をし、そして、自分も人間になって、彼女との愛を掴もうとする。ピーター・フォーク演じるテレビの人気者に人間になるには天使は死ななくてはならないと聞かされるというこれは人間になりたい天使の視点から描かれているとても切ないお話です。そんな主人公ダミエルは天使の時と人間の時とでは色が違うのだ。天使の時はモノクロで、人間の時はカラーという映像により浮かび上がるものは何か?天使の姿である以上はどう頑張っても、彼女とは一緒にはなれない。このモノクロの映像は心の中の悲しさ、寂しさみたいなものを描いてるように感じるし、また、人間の姿になった時のカラーによる映像は心の中に人間としての血が流れているというような監督からのメッセージみたいなものを感じることが出来ます。正にタイトルの如く、「ベルリン・天使の詩」そのものと言える映画ではないだろうか! |
|
青観 さんの 最近のクチコミ・感想
ベルリン・天使の詩のレビュー一覧を見る
|