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タイトル名 |
PERFECT BLUE |
レビュワー |
承太郎さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-10-02 11:55:48 |
変更日時 |
2010-10-02 11:55:48 |
レビュー内容 |
よくもわるくも今さんの作品のエッセンスが盛り込まれていると思います。作画はすごくリアルですがキャラが記号的すぎます。アイドルが女優へ転向してヌードシーンの撮影などしなければならなくなる。そこへアイドルを続けていたときの自分の幻影が現れ「アイドルを続けていればよかったのに」という。やがてヌードシーンを撮影したカメラマンや事務所の社長、脚本家がアイスピックにより殺害される事件が起こる。アイドルを続けたかったといいう自分の本音が事件を起こしているのか?現実と虚構が入り混じりどれが本当かわからなくなる。犯人の予想をミスリードするために病的なストーカーを配置したり小技を使っています。「ストーカーが犯人か?」→「ストレスにより分裂した主人公の本心が犯人か?」と視聴者を誘導してその上で本当の犯人を用意していることがサービス精神旺盛な今さんらしいです。ただあくまで作り手の論理なんですよね。見終わった後で作品を俯瞰してみると真犯人の動機とかあまりにも納得いかないんです。エロとグロでむりやり興味をひきつけたといわれても仕方ないような気もします。
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