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タイトル名 |
市民ケーン |
レビュワー |
もりたろうさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2005-10-25 21:08:09 |
変更日時 |
2007-02-09 02:56:28 |
レビュー内容 |
影の使い方が印象的だった。オペラ歌手の妻が「もう歌いたくない」と泣きついたのに対してケーンは「君はただ歌っていればいいんだ」というシーンがある。まるで彼女を押さえ込むかのようにケーンの影が彼女に覆いかぶさっていた。彼女はケーンをしっかり見つめながら、顔を影からゆっくりと出す。ケーンの権力とそこから抜け出したい彼女の心理がそのシーンから伝わってきた。 映画の見方を教えられた作品だった。 |
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