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タイトル名 |
ラウンダーズ |
レビュワー |
8823さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2005-11-17 20:49:11 |
変更日時 |
2005-11-17 20:49:11 |
レビュー内容 |
この映画で再確認したのはエドワード・ノートンの演技力。ジョン・マルコビッチについては自分が語るまでもない俳優なのであえて語りません。ラストの「マザーファッカー!」と叫ぶ前の表情が一変するシーンはさすがに巧いと思いました。主役級の扱いだった「レッド・ドラゴン」ではエミリー・ワトソン、「スコア」ではロバート・デ・ニーロやマーロン・ブランドの両雄にはさまれての演技だったので際立って巧いとはその時は思いませんでいた。ただ今思い返してみると、確かに群を抜いて目立ってはいなかったけど存在感は決して薄くなかったと言えます。逆にあれだけの俳優陣に囲まれて浮いていないというのは並大抵の演技力ではなかった、とこの映画の演技力を見た後ではそう思えるようになりました。代表作の「ファイト・クラブ」や「アメリカン・ヒストリーX」を見て更に演技力の幅を感じさせられました。逆にマット・デイモンの方はこの映画で“インテリ”のイメジーが自分の中で確立するようになってしまいました。「リプリー」→「グッド・ウィル・ハンティング」の流れがいけなかったのかな?・・・ってこの映画の批評になってないか(汗)。とにもかくにもポーカの最中の緊張感が見所です。ラストのKGBとの勝負でいきなり全額レイズした場面では思わずこちらがヒヤッとさせられました。ただ難を言うなら、結果論で勝ったからいいけど負けてたらお金を工面してくれた教授に何て言うつもりだったんだ?「すみません負けちまいました♪へへへっ」ってならないとこがやっぱ映画ですね。 |
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