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タイトル名 |
エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000) |
レビュワー |
とっすぃさん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2006-08-14 03:50:17 |
変更日時 |
2006-08-14 16:11:04 |
レビュー内容 |
くっだらねぇ。こんなのは、核の恐怖を微塵も知らないような大馬鹿野郎が想像だけで描いた、ただの妄想劇だ。こんなクソ女と馬鹿男どもの恋愛劇なんぞを軸に、一体何を伝えるつもりだったんだ? もっと壮絶に死んでいった何億もの人間達を何故に描かない? わざわざ被爆国まで潜水艦を出向かせておきながら、破壊し尽くされた街を何故に描かない? 戦勝国目線の核に対する意識って、こんなにもぬるいものなのか(グロテスクな表現や派手なシーンを見せろというのでは断じてない)。猛烈に落胆した。 「私も最低限、人としての尊厳を保って美しく死のう、いや、死ねるはず」とか思い込んでいやがる。甘すぎる。つまりは「どこか絵空事」なのだ。 ヒロシマは見たのか!ナガサキには行ったのか! そこに晒された阿鼻叫喚の地獄絵に感じるものはないのか! この程度の内容で反核を唱えたつもりになってるんだとしたら、世界はほんとにおしまいだ。 もし、製作者達がエンターテインメントだと言い張るのだとしても、それでも絶望的にツマラナイ。こんなバカバカしいドラマやってる余裕なんかあるはずないだろう。まったく現実味がない。チマチマとつまらんことでストーリーを盛り上げようという意図がミエミエで嫌悪感を覚える。DVDのパッケージ写真だって完全に詐欺行為だ(ほんとにいい加減こういうことやめてくれ)。手抜きシーンがどうこうなんて、いちいちあげつらうこともバカバカしいからやりたくない。拷問のような3時間半。 これほどの長編だというのに、人類が滅亡していくというまこと重大な局面だというのに、描いたのはたったこれだけなのか? もっと伝えたいと思うものはないのか? ダメだ。。。情けなくて本気で泣けてきた。つまらない映画を見せられたからというのも、もちろんある。でも、それ以上に、この「戦争に対する認識の甘さ」に悲しくなるのである。***途方もなくラジカルなレビューですが、どうかお許しください*** |
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