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タイトル名 |
ムーラン・ルージュ(2001) |
レビュワー |
レインさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2012-01-04 07:00:05 |
変更日時 |
2012-01-04 07:28:58 |
レビュー内容 |
音楽も映像もハデな映画だけれど、だからといって好きなわけでもなく。 バズ・ラーマンが一時期もてはやされた後急速にフェイドアウトしたのは、やっぱりアダ花だったからじゃないかと。 「ロミ+ジュリ」のように既存のものを自分流に作りたいのだろうけど、舞台も歌も「借り物」じゃ凝っててもお手軽な感じ。 前売券についてたミニCDもすぐ人にあげてしまったし、好きな歌が使われて喜ぶ人ばかりじゃないのだよ。 仲間として登場する画家トゥールーズ=ロートレックのファンにも好かれにくい映画ではないかと思うし、洋楽やアート好きな人はかえって抵抗あるかも。 ニコールとユアンは歌がんばってるけど、ムーラン・ルージュ(赤い風車)にあわせて赤が基調なのも落ちつかず、デコラティヴで喧騒多き猥雑さ。 いつも地味なジム・ブロードベントの派手なジドラーと、「イヴェット・ギルベールが観客に挨拶する」をアレンジしたサティーンのポスターと、ティンカー・ベルみたいなフェアリーになって飛びまわる可愛いカイリー・ミノーグかな、好きなのは。 ムーラン・ルージュの名を知らしめたかもしれないけど、「ロミ+ジュリ」と同じ点にしとこ。 |
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