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タイトル名 |
フランケンシュタイン(1931) |
レビュワー |
レインさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-12-09 07:00:09 |
変更日時 |
2011-12-09 07:00:09 |
レビュー内容 |
シェリーの「フランケンシュタイン」やべリャーエフの「ドウエル教授の首」には、人体を思うままに再利用したい人間の願望が潜む。 ノーマルな脳の代わりにアブノーマルな脳を移植された人造人間はそれを具象化したもの。 ボリス・カーロフがメイクアップした姿は本人とは似ても似つかず、以後のイメージを決定づける。 エリセの「ミツバチのささやき」はこの作品のもっとも詩的な部分が使われ、 燃える風車小屋でも生き延びた彼の真の苦しみは、求められない自分を知る「フランケンシュタインの花嫁」(35)に持ち越される。 |
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