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タイトル名 |
女はみんな生きている |
レビュワー |
レインさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-10-18 07:00:02 |
変更日時 |
2011-10-18 10:06:21 |
レビュー内容 |
コリーヌ・セローの作品としては「サン・ジャックへの道」の方が好きですが、これもユニークな映画。 一見男をボコボコにして楽しむフェミニスト映画みたいだけど、そういうわけでもなさそう。 日常に埋もれる主婦エレーヌや不運な過去をもつ娼婦ノエルの反撃よりも一番印象に残るのはあの面白いダンナだし。 彼は「サン・ジャック」の長男ピエールのように極端にカリカチュアライズされたキャラクターですね。 監督は「赤ちゃんに乾杯!」も撮ってるから、男性が不測の事態にオタオタする姿が見たいのかもしれない。 汚い手を使って弱い者から金を搾り上げる犯罪組織への憎しみは感じられるけれど。 ノエルの報復行動はヤリすぎな気はしますが、シリアスな映画じゃないから。 彼女の身の上話がやたら長いのもワザと観客をジラしてるんだと思うな。 最後の女性映画っぽいおさまり方は物足りないけれど、原題「カオス」どおりにしっちゃかめっちゃかなフレンチシネマ☆ |
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