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タイトル名 |
ダンサー・イン・ザ・ダーク |
レビュワー |
TK of the Worldさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2007-05-14 17:28:09 |
変更日時 |
2007-05-14 17:29:45 |
レビュー内容 |
まずみなさんもおっしゃられてるように、グラグラカメラとシーンの移り変わりが唐突なのは不快ですね。ミュージカルでのカメラワークがきっちりしてるので、現実と空想の差を表現したかったということなのでしょうが。そしてこの映画がミュージカルだって知らなかったので、工場でみんなが踊り出した時はビビリました。まあセルマの空想なわけですけど、あんまり突然すぎて受け入れづらかったですね。「オペラ座の怪人」はモロにミュージカルだからいいけど、この作品の場合ストーリーで十分引き込まれる内容なだけに、ミュージカルの部分になると何か恥ずかしい気持ちになりました。それにしてもこの監督は人間のヤなとこを描くのが好きですね笑。「ドッグヴィル」もそうだけど、トコトン主人公を堕とす。多分人間の事が嫌いなんでしょう笑。しかし、セルマは「私は強くない」って言ってたけど、強いですよ彼女は。何があっても笑顔だし。息子の手術の成功を知り、大好きなミュージカル(そこにはバイオリンもコーラスもなかったが)の中で死んでいった彼女。もう涙が止まりませんでした。でも、セルマに会いたがってた息子の気持ちはどうなるの?実際「ジーンに必要なのは(目じゃなくて)母親よ」って言ってたし。そこは引っかかりました。あと最初の方しか出てきませんでしたが、ジーン役の子の演技がかなりうまかったと感じました。「ミュージカルではヤなことは起こらない」か…。 |
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