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タイトル名 |
アバター(2009) |
レビュワー |
EOSさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-12-27 14:45:21 |
変更日時 |
2011-01-31 11:28:48 |
レビュー内容 |
DVDによる2D鑑賞です。あまり寓意とかは気にせず楽しむ方なので、娯楽映画としては充分に楽しめました。まあ単純で先が読める展開ですけれどね。CGについては、正直なぜこれほどまでに絶賛されているのかわかりませんでした。風景とかは美しかったですが、いまどきあのくらいなら作り出せるだろうし、なによりも動きがダメでした。光の蔓のようなものと手の動きが連動していなかったり、走るときや落下するときなど重力が変動しているかのようで不自然に見えたり。生命のつながりはともかくとしても、山みたいのがプカプカ浮いているのも物理的には説明つかないし。ファンタジーならいいですけど、やっぱり物理無視では現実感が損なわれます。兵器の類も研究室の中は妙に未来的なUIを使っているのに兵器は旧態依然でちぐはぐな印象。統一した世界観が構築されているように思えません。ラストは、あれでは次はもっと強力な総攻撃を喰らって滅びるでしょうね。もっと圧倒的な自然の力を見せつけなくちゃ。よってもって、この点数。単純なアクション映画を楽しめる人ならばって感じ。 もうひとつ、どうしても気になるので追記すると、最後の主人公の選択はいかがなものかと思えてしまう。ナヴィになる理由ってなんなの?もしかしたら愛のためなのかもしれないけど、最初の主人公のはしゃぎっぷりからは、どうしても足の動かない障碍を捨てるためと思えてしまう。なんだか足が動かないのが「悪いこと」のようで嫌な気分ですね。愛のためというのであれば(これも安易と思うが)、足が利かないという設定は本当に必要だったんだろうか。別にいらないような気もしますね。 あとどうでもいいですけど、役者がおなじなので、どうしてもT4のマーカスに見えて仕方がありませんでした。なんとなく役柄も似ているし。
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