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タイトル名 |
悪の教典 |
レビュワー |
mohnoさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-11-24 18:01:14 |
変更日時 |
2013-11-24 18:01:14 |
レビュー内容 |
秀作。非常に映画らしく作られている映画だと思う。【ネタバレ注意】伏線がややわかりやすすぎるきらいはあるが、非常にオーソドックスな展開で、死ぬだろうなという人物、死なないだろうという人物が、そのままの結末を迎える。“善人を演じる悪人”を演じる伊藤英明はよかったが、脇役に酷い大根役者もおらず、教育的な配慮を何もしていないという点を割り切って見れば、映画としてはよくつくられたものだと思う。少し引いて考えれば、弾を込めなおす間にどうにかしろと思うし、とくに最後の犯人押し付け策は、実際には消炎反応とか、ロープなどに残る痕跡を考えれば無理があると思うが、息もつかせぬ展開で、そうした疑問を乗り切っている。なぜ最後のシーンが“アレ”なのかということや、エンディング曲にはいささか疑問もあり、何か心に残るという映画ではないが、この手のサイコサスペンス的なものが好きな人にはお勧めできる。
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