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タイトル名 |
恋は雨上がりのように |
レビュワー |
mohnoさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2018-06-30 01:33:43 |
変更日時 |
2018-06-30 01:33:43 |
レビュー内容 |
傑作。原作コミックから読んでいて、高校生がオジサンに恋をするというファンタジーな設定ながらも、なかなか惹かれるストーリーだった。アニメ化された作品もよく、流行りとはいえ実写映画はどうだろうと思っていたが、バッサリ捨てるところは捨てながらも、原作のエッセンスを損なうことなく、端折っているような印象もなく、単独の作品としてうまく再構成されていた。もともと“大感動作”ではないけれど、映像化に恵まれた作品だと思う。それにキャスティング。小松菜奈と大泉洋という組み合わせはもとより、脇役も原作キャラを彷彿させる人たちばかりだった。あえて気になる人を挙げるなら喜屋武はるか役の清野菜名くらいだけど許容範囲。コミックやアニメでは不自然な部分があっても“画”からの想像で補完してしまうところがあるのに対し、実写映画ではどうしてもリアリティを考えなければならないことはあるけれど、そういう不自然さも感じなかった。【ネタバレ注意】小松菜奈が疾走するシーン、ホンモノの陸上選手ではないけれど、ちゃんと疾走している印象があったのもよい。ファミレス「ガーデン」も、よく原作の雰囲気を損なわない店構えのロケーションがあったものだと思う(わざわざ建てたわけじゃないよね?) ラストも、状況が違っているけど、ちゃんと原作のセリフだったのはよかった。考えたんだろうな。 |
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