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タイトル名 |
ライフ・イズ・ビューティフル |
レビュワー |
鈴木さん |
点数 |
0点 |
投稿日時 |
2009-07-20 20:59:38 |
変更日時 |
2009-07-20 20:59:38 |
レビュー内容 |
ホロコーストの悲劇の本質の一つは、多くの人が人生のストーリーを突然ぶつ切りにされて死んでいったことにあるはずです。ストーリーを無視され死んでいったのです。それにファンタジーのようなストーリーを込めて商業映画を作って良いのでしょうか。この映画で泣かされた人はホロコーストの本当の残酷さというものを誤解させられてしまったような気がします。ホロコーストは決して他人事でも過去のみの出来事でもありません。形や規模こそ違え、現代にも似たような残酷さは沢山あります。そのような残酷さに対しても、真剣に全貌を認識することなく、ファンタジーを込めて個々のストーリーを語れば評価されるのだとすれば、残酷さは永遠に続くことでしょう。冒頭の結婚までのシーンはとても良かったのですが、収容所に入ってからはやってはいけないことをずっと見ているような感じで辛かったです。一言で言えば死者を冒涜した映画です。 |
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