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タイトル名 |
関の彌太ッぺ(1963) |
レビュワー |
ミスター・グレイさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-05-03 15:10:24 |
変更日時 |
2006-05-03 15:10:24 |
レビュー内容 |
お小夜が彌太郎だと気づく言葉もラストシーンも素晴らしいけれど、やっぱり彌太ッぺでしょう!まさに男の中の男だ。知り合ったばかりなのに、妹には身寄りがあるからと孤児となったお小夜に五十両もの大金をポンと置いてく気風の良さ。恩があるからと助けてしまう義理人情の厚さ。自身の立場をわきまえ自ら十年前の旅人だと現れず、森介とかたをつけ再び迷惑がかかるからと名も名乗らずにお小夜のもとを後にする切ない思いやりと強さ。彌太郎には男のルールがあり、それを頑なに守っている。真のヒーローは哀しみを一身に背負って素性を明かさずに去っていくのだっ! |
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