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タイトル名 |
ゆすり(1929) |
レビュワー |
ミスター・グレイさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2011-11-09 18:27:46 |
変更日時 |
2011-11-09 18:27:46 |
レビュー内容 |
例えば、灰皿のタバコを使って見せる時間の経過であるとか、電飾を錯覚してナイフに見せるとか、絵画やダラリとした腕の記憶であるとか、犯人追跡で見せる緊張感を煽るカットバックであるとか…、今日では当然であるような手法をヒッチコック監督は当時から正確無比に使っています。さらに初のトーキーであるものの、ただ台詞を話させるだけに留まらず、早速お喋りのおばさんにナイフと連呼させ脅迫観念を募らせたりと、常に効果的な方法を模索している感じが窺え、その発想力は凄いとしか言い様がありません。 |
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