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タイトル名 |
クリスティーン |
レビュワー |
ミスター・グレイさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-06-21 18:42:11 |
変更日時 |
2011-06-21 18:43:50 |
レビュー内容 |
初登場時、キース・ゴードンは冴えない黒ぶちメガネを掛け、ゴミをぶちまけ母親お手製の弁当を受け取り、日課のようにイジメられ、あげくにメガネを壊されテープ補修までさせられる始末で情けなさっぷり全開です。しかし、クリスティーンに魅入られて以降、校内一のイイ女とキスしながら登場し、メガネは消え失せ瞳を自信たっぷりに見開いているという天地が引っくり返ったような変貌ぶりが単純ながら実に明快で、その異常さが怖さとなり、故に彼が乗っているかもしれないと運転席を確認したくなる車も恐ろしくなってきます。・・・ですが、これではアーニーとクリスティーンの立場が逆転してしまっており、つまり肝心のクリスティーンは失敗に終わっているように見えます。それは車体が赤であるということ以外、女性の匂いが感じられないのも大きな問題で、例えば、アーニーとクリスティーンだけの時やバイト先のボスが勝手に乗り込んできた時などはエロティックな雰囲気が漂ってもいいのではないかと思います。もちろん、そんなことしなくたって面白くはあるのですが何となく物足りなさも覚えてしまうのです。 |
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