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タイトル名 |
ランボー/最後の戦場 |
レビュワー |
映画の奴隷さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2009-02-05 03:34:42 |
変更日時 |
2020-01-01 03:44:25 |
レビュー内容 |
映画好きを自他共に認める(と、自分で思っている)俺様ちゃんにとって、ランボーとロッキー=スタローンは特別。 今の彼はさて置き、好きで好きで堪らなかった時期があり、映画に溺れた80~90年代にいつも彼の作品があった。 さて、そんなスタローンのランボーなのだが最後の作品とやらで感慨深い。 作品のストーリーは見てのお楽しみにとして…ランボーもロッキーにしても思いの他評価が高くファンだったから凄く嬉しい。 好きだったスターの晩年が惨めだと凄く居た堪れない気持ちになっちゃうんで。
作品の雰囲気は好きだが年齢を重ねたランボーが普段から少し攻撃的になってたのが少し残念だ。 この映画の名台詞となる「無駄に生きるか~」と傭兵に矢を向けるシーン以前は、人と眼を合わせる事もなくボソッと呟くだけの素朴な感じがランボーなハズ。 あ、海賊にハンドガンを撃つ所も「ランボーがマシンガンじゃなくハンドガン撃つって初めて見た」と何故か違和感。 そしてこれこそが今回象徴的なシーンと思った。 今までの「スカッと爽快!」から「ドロっとな残虐!」に変わったっつーか…。 そういう意味で今まのでランボーにあった「爽快感」を「残虐なリアリティー」を出す為の対価として意図的に削除したのは容易に察した。 だって2やら3なら最後のボスキャラをこれでもか!とカタルシス満々にスッキリ爽快に殺してたはず。 少年を犯すのが好きなヤツの股間辺りにナイフを刺して…いや、爆弾つきの矢を撃ってチンコを木っ端微塵にしていたハズだ!俺様ちゃん知ってんだ♪
しかし、好評価のまま本作の幕は閉じたワケだが、今回の作品が決まる前には色んな敵が候補に上がってたなー… 「日本の捕鯨団体」やら「フセイン暗殺」、ビックリしたのは「宇宙人」まで候補に挙がってたと聞くが、どうなのよ? ああ、ヤギのヘドでも食う男の最終章……また逢えたら良いなー。
それと日本の配給会社。「最後の~」やら「~ファイナル」とか付けるのはイイけど、スタローンに確認を取れよ? ロッキーもランボーも原題は名前のままだし、終わりと言ってない。 信じちゃうと「ロッキー5 最後のドラマ」⇒「ロッキー・ザ・ファイナル」みたいになるぞ。(笑) 初心者がレンタルビデオ屋で困るでしょが…ただでさえ「ランボー者」とかも横に並んでるのに。(汗) |
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