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タイトル名 |
鑑定士と顔のない依頼人 |
レビュワー |
ヴレアさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2016-01-21 16:58:10 |
変更日時 |
2016-01-21 16:58:10 |
レビュー内容 |
今流行りの?dtvターミナルというのを利用してテレビで鑑賞。
偉大な監督の映画って、晩年になると枯れちゃってつまらなかったり説教臭かったりするもんだと思ってましたが、これは良い意味で裏切られた。しかも、いつも泣かせてくれるような感動作しか撮らないイメージのトルナトーレ監督である。てっきり老人版「マレーナ」みたいな、そんな作品になると思っていましたよ。しかし、物語が進むにつれて何このミステリー的展開!絵画を題材にするとやっぱりそっちの方向に行きたくなっちゃうのかしら?しかし、先が読めない展開にハラハラドキドキ。重厚な映像と音楽が相まって凄く引き込まれた。人それぞれ色んな考え方のできる映画だと思った。私は、彼の最後の台詞を聞いて、きっと後悔はしていないんだなと感じ取る事ができたので、これはこれで良かったんだと思えた。 |
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