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タイトル名 |
遠すぎた橋 |
レビュワー |
MELさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-09-30 02:36:46 |
変更日時 |
2007-10-17 05:16:35 |
レビュー内容 |
んー、何だろ。映画としては色々不満はあるんですがマーケットガーデン作戦について事前に予習してから鑑賞したのでなんとか話の流れについていく事が出来ました。でも映画だけ見た人は場面飛びまくりでさっぱり分からないんじゃないでしょうか。あと場面転換が変な省略の仕方で「ここをもっと見たいのに~」と思うこと数回…。でもそういう不満はあれどアイントホーヴェンでの民衆の熱狂的な歓迎シーンはやっぱり見てて嬉しくなっちゃうし、市街戦のシーンも戦車が蹂躙する感じが出てて良かったなと。それに映画の中で戦車が登場しても「飾り」で終わる事がほとんどなのにこの作品では何両も破壊されるので戦争の雰囲気が出てたと思います。印象に残ったのはいきなり入り込んできた軍隊に家をのっとられてしまうおばあさんとホルスト夫人の対比。戦争中とはいえ急にずかずか大勢で入り込んできて自宅を徴収された上にあれだけ滅茶苦茶にされたら、おばあさんみたいに不平を漏らしたくなるのも分かる気がしますが、一方で献身的に兵士を看護し挙句自宅を放棄しなければならなくなったのに泣き言一つ言わないホルスト夫人はすごい立派だなぁと素直に感じました。そして戦争というものが兵士だけでなく民間人にも(協力するしないに関わらず)決して小さくない犠牲を強いた上で成り立っているという当たり前の事を改めて認識させられました。 点数についてですが事前に作戦についてある程度予習して観たので7点つけましたが、もし予備知識ゼロで観てれば多分5点くらいだったかも。 |
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