みんなのシネマレビュー
硫黄島からの手紙 - はやぶささんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 硫黄島からの手紙
レビュワー はやぶささん
点数 8点
投稿日時 2006-12-23 01:50:15
変更日時 2006-12-23 01:50:15
レビュー内容
「父親たちの星条旗」とは一転、時間軸の判りやすい構成となっていますが、硫黄島守備隊の最後を描く作品としては、これが順当なところだったのでしょう。守備隊の誰をも英雄視せず、極力ヒロイスティックや感傷的な描写を避け、淡々と守備隊全滅?までの経過を、「父親たち」同様、極力、中立的に描いていることにより、祖国のために我が身を捧げた人々のこと通じ、「戦争を知らない子供たち」を聴いて育った世代にも全滅(あえて玉砕とはいいません)に向かう兵士達の心情が伝わってきました。おかげで観を終わった後、精神的に落ち込んだことといったらありゃしません。ひたすら平和な世に生まれ育ち、平穏な日々を過ごしていることの有り難さを思い知らされるひとときでした。反戦メッセージとしては「父親たち・・」のほうが明確ですが、日本人としたまた、自身の意志にかかわらず戦火にさらされた人々の顛末を考えるうえで本作は重要でしょう。
見終わった後に気分が滅入るだけ(人にもよるのぢょうが)の映画ですが、現在の平和の影に、このような出来事があったことを再認識するために、できるかぎり多くの人に見て欲しい作品です。ただ、滅びへの道を描いただけなので、戦争スペクタクルを期待する人は観ない方がいいでしょう。
はやぶさ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2008-06-08ザ・マジックアワー76.69点
築地魚河岸三代目65.61点
2008-05-31最高の人生の見つけ方(2007)76.61点
2008-05-31ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛45.71点
2008-05-31ペネロピ86.45点
2008-04-09うた魂♪75.96点
2008-03-15犬と私の10の約束74.88点
2008-03-15魔法にかけられて87.04点
2008-03-04歓喜の歌85.37点
2008-02-27アース45.91点
硫黄島からの手紙のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS