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タイトル名 |
ロスト・イン・トランスレーション |
レビュワー |
アンダルシアさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2005-11-24 23:31:03 |
変更日時 |
2005-11-24 23:31:03 |
レビュー内容 |
結構映画の趣味が合う友達に薦められて見たんだけど、正直よくわからなかったし、淡々と続くストーリーが退屈でした。孤独感をお互いに見つけた2人が惹かれあっていくわけですけど、どうも入り込めなかった。友達が、嫌味がないと言っていた日本人の描写も、不快感とまではいかなくとも、けっして気持ちがいいものではなかったし。近年グローバリゼーションが叫ばれてるわけですが、今言われてるそれっていうのは世界基準を欧米型という前提で、言い換えれば「地球のアメリカ化」みたいな気がするんですよね。均質化するより他者を認めることが大事なんじゃないかと思います。そういう観点から見ると、ビル・マーレーの感じた日本人の奇妙さというのは、まさに日本文化を異質なものとして受け入れようとしないアメリカ人という気がしてしまいました。薦めてくれた友達はかなりアメリカナイズされた人なんで嫌味じゃなかったかもしれないけど、僕は日本文化を誇りに思っているので。僕は英語科に通っているので周りには外国素晴らしい、日本人は英語下手で恥ずかしいみたいに思ってる人が多いです。けど、オージーイングリッシュ、シングリッシュあるように日本なまりの英語もあっていいはずだし、今世界で日本文化が認知され始めてる中で、日本人が日本文化を誇れないのはおかしいですよね。話がだいぶそれましたが、だからあれが外人が日本人に抱く印象の的確な描写だとしても、僕は評価し難いんです。 映像の美しさ、音楽もよくマッチしてたと思います。 |
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