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タイトル名 |
ストーカー(1979) |
レビュワー |
05さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2009-10-15 21:10:47 |
変更日時 |
2013-02-04 01:13:34 |
レビュー内容 |
映像の美しさ、構図や色彩などの彼独特の緊迫した完成した映像について自分がネチネチと語るのは野暮なので語らない。ただ、主演のアレクサンドル・カイダノフスキーの表情が自分には印象に残っている。何かに威圧されているようでとても辛そうで切ない。彼は善良そうなのに最後に他者を否定する言葉を吐く姿が自分にはショックだった。ゾーンは彼にとって重要かもしれないが、本当に彼に「必要」なのかどうかは分からない。ゾーンは彼を構成する要素ではあるのに、依存し心をすり減らすようで痛々しい。そしてラストでの奇跡はそれまでの全てが無に帰すような何とも言えない力があった。それは可能性や純粋さかもしれないが、それが何を示すのかは自分には分からない。 |
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