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タイトル名 |
THREE/臨死 |
レビュワー |
パブロン中毒さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-02-11 00:59:25 |
変更日時 |
2006-02-11 00:59:25 |
レビュー内容 |
これはタイトルどおり3つの話が入っているけれど、投稿する動機となった最後の話(ピーターチャン香港)に絞って書きます。まず、大したことない話が2つ続いたそのあとに真打ピーターチャン登場。この最後の話のなんという力量の違いよ。インファナルアフェアのサムが出てるし、いい味出してるし。どんでん返しもあるし。あのオチにはみごとやられました。「ええええっ」(←私の叫び声。)「巧」の味がしました。もうあの死体フェチシーンの連続には、「どうするんだこんなもの延々と見せて」のヤバヤバ状態。あの変態夫も、そういうワケ(オチ)で必死だったのねえ。「生き返るのか?生き返らないのか?」と最後まで引っ張ること引っ張ること。ここからは見た人のみ。ところでなぜ失敗したのでしょうねえ。逆の時は成功したのにねえ。「ぴくり」くらいまでしかいかないなんて。うっとうしいくらいの夫の愛の力は、なぜ通じなかったのかしら。それはねえ、女の愛の力と男の愛の力の違いだと(ピーターチャンは言いたいんだと)思うのよ。女の愛は命を生んで育む力を有するけど、男にはそれが足りなかった、ってことじゃないかな。実は鑑賞中は「なんとか生き返ってくれい」と思いながら見てしまいました。このようにきちんと組まれたドラマ性を求めている私なのでした。ピーターチャンおそるべし。 |
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