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タイトル名 |
DOOM ドゥーム |
レビュワー |
パブロン中毒さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2007-03-13 12:05:33 |
変更日時 |
2007-03-13 12:05:51 |
レビュー内容 |
監督さんはカメラマンから進出した人なんですねえ。他の監督作品は未見であるが。 いつものように、ゲームのことは全く知らず(私はシューティングができない)、純粋にサバイバルホラーとして消費しようと思ったのだった。 まあ、映画「バイオハザード」と大して変わらない設定なわけだが。そこは映画の規模や監督脚本の力量の関係で、「バイオ」には数段落ちることは確かである。 緊迫感が足りないし、脚本も安い感じが否めないし、アラを探せばそれこそキリがない。が、ことB級映画については、「減点方式」ではなく「加算方式」によりいいところを拾って評するのが正しいというものでしょう。 で、本作の場合は見どころといえば目玉である「ザ・ロック」出演と、「いかに特殊部隊らしく見えるか」を楽しむということだと思う。まあ、それ以外の部分が拾えない出来であるともいう。 特典によれば、軍事アドヴァイザーには退役したばかりの元将校を迎え、俳優陣はプラハで本格的な軍事訓練を受け(たことになって)ている。この映画で最も力を入れたのは、「特殊部隊」をリアルに描く、という部分であったわけだ。…その結果は、それなりに出たというべきか。 それにしてもザ・ロックの肉体美といったら、画面いっぱいに占領して当然といえる堂々たるもの。また、この人は顔面もなかなかだ。肉体だけでなく顔もアップに恥じない堂々のスター顔である。ゴツいだけでなく、演技も「大根」というほどでもないのだから、大したものだ。頭も良さそうだ。天は二物を与えることもあるのか。 戦闘場面では、デストロイヤーの最後の闘いが見ごたえがあった。…ケガはしなかったのだろうか、と思うくらいに迫力があったなあ。あれだけの見せ場を与えられれば、あの俳優さんも本望というものだろう。 個人的にはポートマン役(エロ兵士ですね)の俳優さんが、面白かった。こんなに色々な表情を見せられれば、なんだかもうけたような気もする。いつもヘラヘラしているのに、戻って怪物退治を命じられたときはものすごーく情けない顔になる。人間のずるさ、弱さを演じさせたらピカ一、という俳優さんではないだろうか。拾い物だ。 兄妹の名前が「グリム」ですかあ。とかくB級は長所を探しましょう。 |
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