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タイトル名 |
CASSHERN |
レビュワー |
アホをどりさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2006-02-13 08:50:49 |
変更日時 |
2006-02-13 08:50:49 |
レビュー内容 |
昔、思想にかぶれた学生がよくやっていた青臭い新劇、あるいは、教師の指導のもと学園祭で上演された戦争反対の演劇を見せられているようでした。 それに、お前はただの人間だったといわれても納得できません。 ならなぜ新造人間はそんなに強いのでしょうか。 このように、 ラストはもう何がなんだかシッチャカメッチャカでわけわかりませんです。 テーマを台詞で説明されると概して幼稚になります。意識的にそれなりの工夫の元に行われればそれもひとつの手法足りうるしょう。しかし、残念ながら思い込みの強さは伝わってきますが、それがだだ漏れではどうにもならないでしょう。 やはり作品としての一つのまとまりを持たせるためには、何を捨てるかが重要な気がします。意図したイメージの氾濫やあえて理解を拒絶するような不自然な構成や複雑な物語といったものとはこれは違うように思います。すべてのアイデアを取捨選択できずにとりあえず全部ぶち込んでみたという印象を受けました。 |
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