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タイトル名 |
裏窓(1954) |
レビュワー |
よし坊さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-02-25 20:22:59 |
変更日時 |
2007-02-25 20:22:59 |
レビュー内容 |
やはりこの作品は、細部まで緻密に作り上げられた完璧なセット、肉眼とレンズの切り替え、そして裏窓から見える他人の生態(声やピアノなど含め)が渾然一体となって蒸し返すような暑さと匂いすら感じる鼻血の吹き出るような映画です。そう映画ならではの表現でありながらも、表現技法は実験的で、自分も観ている途中に息苦しくなってきた頃に殺人事件の疑惑解明へ向けて一気にストリーが動き出す展開も巧いです。しかしこんだけ観る者の妄想をあおっておいて、最高に魅力的なリサ(グレース・ケリー)に愛されて、ラスト両足ギブスじゃあ、こっちの妄想はまだまだ続きそうです。
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