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タイトル名 |
バンド・ワゴン(1953) |
レビュワー |
よし坊さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-02-05 00:35:31 |
変更日時 |
2007-02-05 00:35:31 |
レビュー内容 |
テクニカラーのこの何とも言えない味わいのあるカラフルな色彩、1953年の~と執拗に繰り返されるフレーズにはその時代に思いを馳せらずにはおれないし、まして博物館だの過去の大スターなどアステアがよくぞ言わせたなと思える自虐的ともとれるフレーズの多用、たまらない。ありったけの愛情で抱きしめたくなる作品です。チークダンスを踊る人々の間を何か始まると思わせておいて無言ですり抜け、誰もいなくなったところでスッと絶妙のタイミングで踊りだす"ダンシング・イン・ザ・ダーク"この素晴らしさ。そしてやっぱり何よりも、"ザッツ・エンターティメント"この音楽、この映像このシーン。 ぼんやり観ていたとしても自然と涙が溢れてくる、何という幸福なシーン。
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